2010年8月14日土曜日

阿波おどり


定年仲間と一泊で阿波踊りを見物に行った。バスツアーなので、すべてセットになった気楽な旅。前日は台風の余波で雨が心配だったが、ほとんど降られず幸いだった。

昼に大阪を出発して徳島のホテルに着いたのが午後4時ころ、実際に踊りの本番が始まるのは午後6時からだが、我々は第二部の午後8時半からの見物席の予約ということで、夕食前にぶらぶらと踊りのリハーサル風景を見にいくことにした。

阿波踊りを見るのは我々は全員初体験。4日間の開催で、我々の行った日が初日ということで、まさに街中が阿波踊り一色の興奮のるつぼ。あちこちで浴衣やハッピ姿の踊り手さんを見かける。城跡の公園ではリハーサルがはじまり、太鼓の音が高まるにつれそろいの浴衣姿の女性たちの踊りも次第に熱がこもってくる様子。笠を斜めにかぶるというのだろうか、顔は目から下しか見えないが、両手が交互に前へ上へとしなやかに動く姿はとても色っぽい。。。女踊りというのらしいが、上に持ってきた手を前に出すときに1本の指で始まり、手を伸ばしたときにはすべて指をそろえているような踊り方がとても優しく見える。前に伸ばした手を下にせず、顔の前くらいの高さに止めるのが色っぽく見えるのか。。。

男踊りは提灯を持ち、腰をかがめ、手を大きく高い位置から低い位置までダイナミックに動かすのが力強く見える。女性がハッピ姿で踊るのも別の色っぽさが漂う。

演舞場での踊りが始まると次から次へといろいろなグループ(連というらしい)がそれぞれの自慢の演技を披露。2時間の演技は長くも短くもあった。最後は観客も参加できる踊りの流れで終了。

次に見物する機会があれば、「見る阿呆」から「踊る阿呆」になってみたいものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿